ミシンに向かう

ここ数年のEXHIBITIONは、作る過程を発表する等の理屈が先攻する事が多かったですが。。。
原点にかえって、この素材を使ってミシンに向かうという事をやりたかった。

最近、思うのが。。。
デザイン発想って机の上で考える事ではなく、もっと身体を使うべきではないか?
そう考えると、縫製、部分縫い等から発想するという事をもっと掘り下げるべきだと
考える様になりました。

今回はその第1段です。

IMG_5320_small


Koji Hamai EXHBITION「裁落JEANS」コンセプトは。。。

『裁落JEANS』のコンセプトは。。。
ジーンズを縫製工場で裁断する時に
1着分に満たないので残ってしまう生地を裁落という
これらは、材質や大きさによってはパッチワーク、
ぬいぐるみの材料、ウエス、製紙原料などに使うが、
総じてリサイクル率は低く、産業ごみとして焼却されることが多い。
大量生産から生まれたこれら生地の裁ち落としは、
捨てられる運命であった。
しかし、これらにミシンステッチを施し、
新たな魂を吹き込む事で、新たな別の価値を創造する事はできないか?

IMG_5322_small

IMG_5299_small

IMG_5323_small

続衣装に紙を使う?!

今回の舞台銀河鉄道で、演出家 小池博史氏の第一声は、「紙を使いたい!」との事でしたが。。。
それで、和紙のキャンバス素材を使う事にしました。

それだけでも、紙の表情は出ますが、さらに人工的なシワを加える事にしました。
それは、プリーツ加工です。
それも、天然素材にプリーツ加工をかけて固定できるMAX加工を使う事にしました。

これにより、造形的かる、マンガ的な面白さを表現できます。
IMG_5475_small

和紙の可能性

和紙こそが21世紀の素材でないか?
和紙に未来を見い出して開発に取り組んでおります。

洋紙と、和紙とはまったく別物です。
洋紙は、印刷技術で発展していったのですが、和紙は機能で発展していったと言えます。

洋紙と和紙では製造方法がまったく違う事で、多くの機能を生み出します。
和紙には繊維質があるのです。

なぜ、日本家屋に和紙が多く使われるのか?
和紙には、水分を制御する機能があります。
夏場の高温多湿の時には、水分を吸湿し、冬場の低温乾燥の時に水分を放出する。

数々の和紙糸

数々の和紙糸




「和紙をプロダクトする」

ゴールデンウイークは、毎年、アートスペース獏の展覧会の準備です。

今年のテーマは、「和紙をプロダクトする」ここ2年取り組んでいる備後撚糸さんとの取り組みをパーソナルな視点で形にしてみたいです。

服飾デザインだけだと、ストレスになってしまう部分もあるので、展覧会の方は、個人的な視点を大切にして、
ある程度、ワガママ放題でやるようにしております。

付け加えますと。。。
個人的な視点こそが大切なのだと思います。
何事も媚びる事無く、一つの価値を個人的な視点で掘り下げる。

個人的な視点からのモノ作りというのは、すごく魅力的なモノを生み出すと思います。

body of washi(Japanease Paper)

body of washi(Japanease Paper)